2009年08月28日

8月に読んだ小説

おさがしの本は
おさがしの本は門井慶喜

公共図書館のレファレンスカウンターを担当する
男性司書が主人公の連作短編。
本探しのミステリだけど、
図書館の存在意義についても語られている。

借用/09.08.25


身の上話
身の上話佐藤正午

借用/09.08.26


学問
学問山田詠美
借用/09.08.28
posted by schneebly at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

吉田篤弘

「家には本を置かない主義」といって
読み終わった本をいつもくださる元同僚。
いただいた中に、たまたま数冊
入っていたので固め読み。

初めて訪れる、でもどこか懐かしい街を
お散歩するような気持ちになる物語たち。


つむじ風食堂の夜
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)借用/09.08.17


空ばかり見ていた
空ばかり見ていた (文春文庫)

流しの床屋、ホクトさん。いいなあ。

借用/09.08.20


小さな男*静かな声
小さな男 * 静かな声借用/09.8.21
posted by schneebly at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月30日

近藤史恵

巴之丞鹿の子
巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)近藤史恵

『サクリファイス』がすごく気に入って、
他の作品も読んでみたいと思っていた。
全然ジャンルは違うけど、捕物帳も面白かった。

購入/09.07.


ほおずき地獄
ほおずき地獄―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)購入/09.07.23


にわか大根
にわか大根―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)購入/09.07.23

タルト・タタンの夢
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

とあるビストロを舞台にした
「日常の謎」系ミステリ。
探偵は、長髪にヒゲの、サムライみたいなシェフ。
料理が美味しそうだし、蘊蓄もほどほどでよかった。

図書館/09.07.23


ヴァン・ショーをあなたに
ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

前作が面白かったので続編を。

購入/09.07.25


ハートブレイク・レストラン
ハートブレイク・レストラン (光文社文庫)松尾由美

レストランつながりで。
こちらはファミレスが舞台の、
やはり日常の謎系。

図書館/09.07.23
posted by schneebly at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古川日出男

アラビアの夜の種族
アラビアの夜の種族 (文芸シリーズ)古川日出男

前から、素敵なタイトルの本だな〜と思っていて、
気になる作家でもあって購入したものの、
あまりの分厚さに積ん読状態になっていた。
なんとなく、長い物語にどっぷり浸りたい気分になって、
『砂のクロニクル』の次に手を出した。
アラビアンナイトの変奏曲という感じの作品。
読み出したら止まらなかった。

購入/09.07.21


ベルカ、吠えないのか?
ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

太平洋戦争中にキスカ島に置き去りにされた
4頭の軍用犬から始まる、
「戦争の世紀」を生きた犬たちの系譜。
面白いことを考える作家さんだな〜と思う。

購入/09.07.25


gift
gift (集英社文庫)

短編集。
全く作風の違う2つの長編を読んで、
これを読んだら、さらに混乱した。
とにかく、一括りに「こういう作家」と
カテゴライズできない人らしい。
この作家を好きなのかどうかもわからない。
不思議だ。

購入/09.07.28
posted by schneebly at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月に読んだ小説

もうすぐ
もうすぐ
橋本紡

妊娠・出産を扱った作品。
記者の視点から描くことで、
さまざまな女性たちの苦悩に焦点があてられた
オムニバス風なつくりになっている。
重いテーマなんだけど、
読み終えたときになんだか元気づけられた。

図書館/09.07.03


プリンセス・トヨトミ
プリンセス・トヨトミ
万城目学 図書館/09.07.10

砂のクロニクル船戸与一

どっぷり長編に浸かりたい気分だったので、
積ん読本に手を出した。

購入/09.07.12


植物図鑑
植物図鑑有川浩

期待通りの甘々なラブストーリー、
美味しくいただきました。
今回の切り口は「道草」「山菜」。
草食系だけど「狩り」が上手い男子に
胃袋をつかまれた女子のお話。
作中に出てくる植物の写真が
ちゃんと掲載されているところがうれしい。

図書館/09.07.14


BOX!
ボックス!百田尚樹

高校生のボクシング小説。

破天荒な天才ボクサーと、
幼なじみの彼に憧れてボクシングを始めた
ひ弱なガリ勉くんと、
ふとしたきっかけで
ボクシング部の顧問になった女性教員。
視点を入れ替えながら、
1年間の彼らの成長を描く。
本気になったコドモに触発されて
オトナもやる気を出す、というところが
いいなあと思う。

図書館/09.07.27

posted by schneebly at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

6月に読んだ小説

ヨコハマB-side
ヨコハマB-side加藤実秋
図書館/09.06.09


神去なあなあ日常
神去なあなあ日常三浦しをん

三重の山中が舞台の林業もの。
3月に尾鷲で檜の美林を堪能してきたので
臨場感が味わえてよかった。

図書館/09.06.17


ごきげんな裏階段
ごきげんな裏階段 (シリーズ本のチカラ)佐藤多佳子
図書館/09.06.18


田村はまだか
田村はまだか朝倉かすみ

札幌が舞台だった。

図書館/09.06.26
posted by schneebly at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

f植物園の巣穴

f植物園の巣穴梨木香歩

f植物園で働く「私」が歯の痛みを訴えるところから
半ば唐突に物語が始まる。そして、ずぶりずぶりと
異界へ迷い込んで行く。
いったいどこへ連れて行かれるのか、予測がつかないまま
ただひたすら「私」について歩くように読み進める。

さながら私の「一般常識」や「科学的思考」を嘲笑うかのように、次から次へと奇天烈な展開になっている。しかしまあ、それも慣れたには慣れた。


ようやくこの異界になじんだ頃には、早くもクライマックス。
思いもよらない終幕に言葉を失った。
面白かったかどうかと聞かれると、ちょっと言葉に詰まる。
人に薦められるかと言えば、それも微妙。
比類のない酩酊感とカタルシスが味わえることは保証する。
梨木さん、すごいところへ行ってしまった。

図書館/09.06.10
posted by schneebly at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

クリス・クラッチャー祭り

ホエール・トーク
ホエール・トーク
図書館/09.05.22


アイアンマン
アイアンマン―トライアスロンにかけた17歳の青春 (ポプラ・リアル・シリーズ)
図書館/09.05.29

人種差別、DV、ドラッグなどの
社会問題を折り込みながら、
十代のいらだちや不安や恐怖、
そしてそれに打ち勝つ術を身につけて
成長する姿を描いた文句なしの傑作。

金城一紀『GO』が好きな人ならハマると思う。
GO

どちらの作品にも、
主人公の支えとなる「理解ある大人」が
しっかり登場するところが嬉しいと感じるのは
自分が大人の側に立つようになってしまったせいだろうか。

以前からずっと気になっていて、
いつか読もう、と思っていて、
ようやくその機会がやってきた。
背中を押してくれたのはこの記事↓

ALA、「2008年に最も批判を受けた図書」を公表
http://current.ndl.go.jp/node/12619

クリス・クラッチャーは、
アメリカで最も優れたYA作家の一人、と称される一方
「最も批判を受けた作家」の常連でもある。
http://www.ala.org/ala/issuesadvocacy/banned/frequentlychallenged/challengedauthors/index.cfm

日本では、まだこの2冊しか翻訳されていないのが残念。
他の作品もぜひ読んでみたい。

『ホエール・トーク』
訳者:金原瑞人氏によるあとがき
http://www.kanehara.jp/staffosusume/
posted by schneebly at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

4月に読んだ小説

三匹のおっさん
三匹のおっさん有川浩
図書館/09.04.01


ムーンレディの記憶
ムーンレディの記憶カニグズバーグ

おお、いつの間に新刊が!
『スカイラー通り19番地』や
「影 小さな5つの話」とクロスオーバー。

購入/09.04.04


ひろいもの
ひろいもの
図書館/09.04.23
posted by schneebly at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラスト・イニング

ラスト・イニング (角川文庫)

単行本未収録作品を読みたくて。

図書館/09.03.11
posted by schneebly at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2月に読んだ小説

武士道シックスティーン
武士道シックスティーン
図書館/09.02.06

武士道セブンティーン
武士道セブンティーン
図書館/09.02.08


廃墟建築士
廃墟建築士

以前ハマってたことのある
南米幻想文学の匂いがして好き。

図書館/09.02.12


ストーリーセラー
Story Seller (新潮文庫)

有川浩の表題作がやばかった。
こういうのも書く人なんだ。

近藤史恵「プロトンの中の孤独」は
『サクリファイス』のサイドストーリー(赤城と石尾)。

図書館/09.02.26
posted by schneebly at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

図書館戦争DVDスペシャルストーリーズ

どれもラブラブで、ニヤけてしまう。
とうとうこれで読み納めか…

「マイ・レイディ」 小牧と毬江
図書館戦争 第三巻 [DVD]


「ジュエル・ボックス」 郁にハラハラする堂上
図書館戦争 【初回限定生産版】 第四巻 [DVD]


「ウェイティング・ハピネス」 碁を打つ玄田と稲嶺
図書館戦争 【初回限定生産版】 第五巻 [DVD]

借用/09.01.31
posted by schneebly at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セカンドウィンド2

セカンドウィンド〈2〉 (ピュアフル文庫)川西 蘭

続編を待っていた!
もう高2になっていてびっくり。

図書館/09.01.22
posted by schneebly at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

守り人シリーズ一気読み

途中で読むのをストップしていたので
この機会に一気読み。満腹!

神の守り人
神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド)神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド)

蒼路の旅人
蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))

天と地の守り人
天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド)天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33)天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド)

流れ行く者
流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド)上橋菜穂子

図書館/09.01.10
posted by schneebly at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テメレア戦記2翡翠の玉座

テメレア戦記II 翡翠の玉座

今度は中国へ!
洗練された中国のドラゴン文化の描写が面白かった。

購入/09.01.03
posted by schneebly at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

獣の奏者

獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 II 王獣編上橋菜穂子

年末年始に読もうと借りて帰ったものの、
積ん読のまま年越し。
ちょっと気が重い年明け初出勤の
通勤中の気晴らしに、と勢いをつけて
読み始めたら止まらなくなって、
帰宅後に一気に読了してしまった。

強大な力を持つ獣を
人間の意のままにねじ伏せることの危うさ。
獣を操る力を得た少女エリンの背負う悲しみが
通奏低音として物語を支えていて、
ずしんと深い余韻を残す。

「守り人」シリーズのバルサもそうだけど、
この作品に登場する女性たちも
皆それぞれに凛々しくて魅力的。
やっぱり上橋菜穂子はいいなあ。

それにしても「テメレア戦記」を読んだ直後に
この作品に行き会うというのは
何というタイミング!
同じ素材を使っていても、調理法が違うと
こんなにも味わいが変わるのだということに
ショックを受けた。
読む順序が逆だったら、「テメレア戦記」の
印象は全く別のものになっていた気がする。

まだ1年は始まったばかりだというのに、
読み応えがあって面白い作品に
立て続けに出会える幸せ。
いい波が来てるなあ。

図書館/09.01.06
posted by schneebly at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

テメレア戦記 1 気高き王家の翼

テメレア戦記〈1〉気高き王家の翼ナオミ・ノヴィク

ナポレオン戦争時代が舞台の歴史ファンタジー。
リチャード・シャープが陸で、
ホレイショ・ホーンブロワーが海で戦っている頃、
空ではドラゴンを駆る「竜の担い手」たちが
フランス軍と火花を散らしていた!?

英国海軍の将校ローレンスは、
拿捕したフランス艦の船倉で
孵化間近のドラゴンの卵を発見する。
やがて殻を割って生まれてきた漆黒のドラゴンは、
ローレンスに向かって話しかける。
ローレンスが自分に名前を与え
ハーネスをつけることを許し、
「竜の担い手」となることを選んだのだ。
ドラゴンと共に、思いがけず海軍から空軍へと
転属することになったローレンス。
基地での厳しい訓練を経て、
いよいよ戦いに赴く時がきた。

大小さまざまな種類のドラゴンに
複数の兵士が乗り込んで編隊を組み、
繰り広げられる空中戦の迫力。
トラファルガー海戦などの史実を取り入れつつ、
ドラゴンを擁する空軍という大胆な発想と
大きなスケールで描かれた作品だ。

優雅で賢く、ぐんぐん大きく強くなる
ドラゴン「テメレア」のカッコよさ、
頼もしさには、ほれぼれせずにいられない。

でも中身はまだ子どもなので、
自分のアイデンティティに悩んだりもする。
ほかのドラゴンみたいに鮮やかな色をしていないし
体は小さいし火も噴けないし…と
しょんぼりしてしまうテメレアのいじらしいこと!

寝る前にローレンスがテメレアに
お話をきかせたり本を読んであげたりという
場面がしばしば出てくるのもほほえましい。

そんなテメレアとローレンスの強い絆が、
この作品の一番の魅力となっている。
主従関係ではなく、対等なパートナーとして
お互いを信頼し合っているところにグっとくる。
仲間のドラゴンたちと
それぞれを担うキャプテンたちの
コンビもそれぞれ個性があって楽しい。
「ライラの冒険」シリーズの
人間とダイモンの関係とか、
戦国武将と愛馬の泣かせるエピソードとかに
弱い人なら、まちがいなくハマる。

ぱらぱらっと読み始めたら
止まらなくなって一気に最後まで。
新年早々すごい作品に出会ってしまって、
新年早々熱く語ってしまったのでした。

購入/09.01.01
posted by schneebly at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

ミミズクと夜の王

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)紅玉いづき

奴隷の身から逃げ出して、魔物の森に迷い込んだ
やせっぽちの少女ミミズクと、
美しく孤独な魔物の王の不器用な交流。

電撃文庫には珍しい雰囲気の表紙。
中に一枚もイラストが入っていないのも異色。
ミミズクの口調が独特なのが
ちょっとひっかかったけど
一気に読めて面白かった。

図書館/08.12.26

posted by schneebly at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

11月に読んだ小説

ブラックジャックキッド
ブラック・ジャック・キッド
久保寺健彦 借用/08.11.07


夜 
夜
橋本治 借用/08.11.16


心霊特捜
心霊特捜今野敏

STの心霊バージョンみたいな感じ。
神奈川県警の鎌倉署に籍がある
(なぜなら古都だけに、いろいろ「出る」から)
というところにニヤリとする。

購入/08.11.11


茗荷谷の猫
茗荷谷の猫木内昇 

江戸〜戦後の東京を舞台にした、
ゆるやかにつながる連作短編。渋い。

借用/08.11.29
posted by schneebly at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月10日

モダンタイムス

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)伊坂幸太郎

「魔王」の続編。

人は知らないことに出会うと検索する。

あなたが検索したキーワードを、
誰かが監視しているとしたら。

勇気はあるか?

大好きな映画「クロウ」とこんなところで再会するとは。

図書館/08.11.10
posted by schneebly at 23:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。