興味を持ったWRC(世界ラリー選手権)。
今年初めて、ラリージャパンを見に行ってきた。
晩秋の帯広に乗り込んで、Reg2のSS15陸別、
Reg3のSS22パンケニコロペツ&SS27帯広を観戦。
紅葉が美しい林道を走り抜けて行く車の
生の迫力はやっぱりスゴかった。
あの音を間近で聞けただけでも大満足な上に、
リエゾン(レース間の移動)区間では、
一般道を走るWRカーを沿道で旗を振って応援したり、
車での移動中にすれちがったり追い越されたり。
写真は3日目の午後のステージに向かう
シトロエンのセバスチャン・ローブ。
一番のお目当てだった彼は
残念ながら前日にリタイアしてしまったけど、
この日はしっかり復活してくれて、
走る姿を見ることができた。
待ち構えていた場所は、芽室インター付近、
一面に広がる畑の間をまっすぐ突っ切る白樺並木。
周りには誰もいなくて、絶好の応援スポットだった。
北海道ならではの雄大な景色の中、
TVでしか見られなかったトップドライバーたちが
次々通り過ぎていく。
しかも、こちらに手を振ってくれたり、
笑顔で合図してくれたりと、
ファンサービスもたっぷり。
スバルのペター・ソルベルグとも目が合って
ドキドキしてしまった。
勝負を賭けて走るステージを応援するのもいいけど、
こういうリエゾン観戦こそラリーの醍醐味かも。
タダでこんないい思いができちゃうなんて、
ますます味をしめてしまうではないか。
帰ってきても興奮が冷めやらず、
雑誌を読んで反芻中。来年も観に行くぞ!
RALLY-XPRESS VOL.14

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