2006年12月27日

硫黄島二部作

二つの作品を通じて、透徹したリアリズムに圧倒された。
モノトーンに近いブルーグレーの映像が
まだ瞼の奥に残っている気がする。


「父親たちの星条旗」

アメリカ側から硫黄島戦を描いた作品。
有名な報道写真
"Raising the Flag on Iwojima"に写ったことから
英雄として脚光を浴びることになった
海兵隊員たちにスポットがあてられている。
激戦地から帰還し、息つく暇もなく
戦時国債のキャンペーンに利用され、
さらなる苦しみを味わう若者が痛々しい。

劇場/06.12.16

「硫黄島からの手紙」

日本から見た硫黄島戦。
「父親たちの星条旗」では
顔の見えない不気味な敵という存在だった
日本兵たちが、生身の人間として登場する。
玉砕戦だということがわかっているので
見るのは気が重かったが、
美化したり湿っぽくしたりせず、
冷静に客観的に描かれていて、
力のある作品だった。

渡辺謙が演じた高潔な指揮官、
栗林忠道中将のことを初めて知った。
ロス五輪の馬術競技金メダリスト、
バロン西こと西竹一も印象的な存在だった。

劇場/06.12.19

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/


posted by schneebly at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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