2008年08月14日

出星前夜

出星前夜飯嶋和一

出た〜!!4年半ぶりの新刊ですよ。
しかも発売延期を重ねてようやく…。
Amazonでは春ごろから「予約受付中」になってたので
買い物かごに入れてあったんだけど、
旅行中に発売になっていたのを知らなくて、
いつも読んだ本を貸してくれる同僚から
いきなり実物を手渡されたときの感動といったら。
もうさっそく飛びついて読み始めた。

前作『黄金旅風』の数年後の物語で、
島原の乱が題材になっている。

初めは小さな流れだったものが、
少しずつ集まって濁流となり、
やがて怒濤の勢いで人々を否応なく
巻き込んでいく様子にただただ圧倒される。
歴史の教科書に数行で記述されている程度の
知識しか持っていなかった島原の乱が、
リアルタイムで見ているように生々しく迫り、
人々の憤りにシンクロしながら読み進める。
無惨な結末が待っていることがわかっていても
ページを繰る手が止められなかった。

飯嶋和一は寡作な人だけれど、それは
綿密な取材に基づいているからであって、
こういう作品が読めるのならば、何年でも待てる。

借用/08.08.14

キノベス1位!おめでとう〜
http://booklog.kinokuniya.co.jp/kinobest2008/

08.12.13追記



posted by schneebly at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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